製造設備

Facility

株式会社ユピテル鹿児島は、より安全・効率的な生産のため、最新ロボットを導入するなど製造設備を整備しています。

半田付け自動装置

半田付け自動装置

  • プリント基板のディスクリート部品を自動半田付けする装置。
  • モデル毎の専用治具に基板とディスクリート部品を配置し、装置にセットし半田付けを行う。
  • 半田付けは技能や経験が必要な為、昨今の人材不足に対応する為、誰でも半田工程に対応できる様、自動半田付けに取り組みました。
  • カメラを搭載し、部品のセット状況や、モデル間違えによるトラブルを抑制する機能やエリアセンサを備えており安全には十分配慮しています。フールプルーフ(foolploof)、フェイルセーフ(fail-safe)の考えを取り入れています。
  • 今後は、部品や治具のセットなど、ピック&プレース作業を自動化していきます。

AGV(物流工程に導入)

AGV(物流工程に導入)

  • 各生産セルから 梱包された商品を回収し、物流出荷場へ搬送します。
  • 台車の下に潜り込み、連結ピンで牽引します。
  • 導入したAGVはガイドレス走行による、マッピングシステムを採用しており容易に走行ルートを変更できるのが特徴です。
  • 人手による搬送作業の削減ができました。
  • 今後は回収した商品をシュリンクパックやカートン入れを自動で行い、更なる物流の無人化に取り組みます。

カメラモジュール調整・組立装置

カメラモジュール調整・組立装置

  • アクティブ・アライメント工法を採用した、レンズホルダーとCMOS基板の光軸調整・組立装置です。
  • ドライブレコーダ・監視カメラ等に使用するカメラモジュールにとって、画質は最も重要な性能の一つです。
  • 従来の手動フォーカス調整では、レンズホルダ精度や搭載CMOSのバラつきにより、熟練者でも光軸のバラツキが抑制できませんでした。また、手動調整に関しては、経験者でないと非常に時間のかかる作業です。
  • 本装置を導入する事で、最適な光軸調整で、バラつきを押さえる事が可能で、品質もさることながら最大級のパフォーマンスを発揮する事が出来ます。作業者は、部材の投入と完成品の払出のみで済む為、経験者を必要とせず時間短縮にも貢献しています。